先日の診察で主治医に言われた言葉
「違った意味で親孝行だよね、すごくいいんじゃない?」
この一言が、じんわりと嬉しかった。
こんな娘でも親孝行かぁ。。。
今まで診察の時には、ずっと母に一緒に話を聞いてもらっていたが
ここ半年ほどは、ひとりで受診している。
主治医に「最近お母さん見ないけど、どうしてる?」と聞かれ
私は「自分の好きなことやってるみたいです。」と答えた。
私が発病し、一人暮らしが難しくなって実家に戻ってきてから
母はパート勤めをしながらずっと私の支えになってくれた。
母と娘、ときには余計な御世話だよと思う言動もあるけれど(お互い様ですね、これは)
いつも私の不安、不満を受け止め、和らげてくれる。
長い間うつで苦しんでいた時期には、母にも相当なストレスがあっただろうと思う。
ここにきて顕著な回復が見られ、アルバイトもなんとかこなせるようになった私を
安心してみていられるようになったのだろう。
母は自分の好きなことを少しずつ始めた。
昔集めていた宝塚のステージのVHSビデオを「残しておきたいから」と
DVDに保存しなおしている。
機会は全くダメなのに、一生懸命DVDデッキの説明書を読んで挑戦しているようだ。
それから、あちこちの美術館で催されている特別展に足を運んで
絵や彫刻を楽しみに行ったりもしている。
もう、私につきっきりでなくても大丈夫と、思ってくれたのだろうか。
親孝行というには大袈裟だけれど
自分の好きなことをまた始めて楽しそうな母を見ると、ほっとする。
そしてまた、私の自信にもなる。
まだまだ自分で稼いで自立するには、時間と努力がいるけれど
希望を持ってゆっくり1歩ずつ進んでいきたい。
お母さん、いつもありがとう。
私はこれからも、つらいことでも投げ出さずに前進するから、見ていてね。
=ふろうん=

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